ビーガンの夫がいます。食事が楽しくないです

旦那がヴィーガン(ベジタリアン)です。

毎食2種類の食事を作るのが億劫です。

なんで家族なのに同じものを食べられないのでしょうか?

食事が楽しくないです

あなたはヴィーガン(ベジタリアン)旦那、彼をもつ人だろうか?
今やこんな悩みを持っている人は多いだろう。

私は今レシピ作成をしているが、
そのきっかけとなったのは、ロンドンに住むある日本人女性。
今回は彼女の話を書いてみたいと思う。

多分同じような境遇の人はいるはずだ。
「自分だけじゃない」と思ってもらえると嬉しい。

ビーガン、グルテンフリー、シュガーフリー

彼女のご主人は、

ヴィーガン、
グルテンフリー
シュガーフリー

という食事制限をしている。

ビーガンというのは、絶対菜食主義者。
肉、魚はもちろん。
卵やチーズ、牛乳などの乳製品も食べない。

動物性のものは一切ダメというもの。
そしてハチミツも食べない。
なぜならハチミツは蜂が作り出したものだから。

女性の旦那さんは、これに加えてグルテンも断っている。

グルテンフリーとは、
小麦、大麦、デュラム粉などに含まれるたんぱく質の一種、グルテンを食べないというもの。

グルテンが食べられないという事は、
パンやパスタはもちろん、
小麦粉を使った焼き菓子類、
うどん、十割でない、つなぎに小麦粉が使われているソバ、
小麦粉を使っているホワイトソースなど、かなり広範囲にわたって食事が制限される。

ちなみに醤油にもグルテンは含まれており、
欧米では、グルテンフリーのしょう油も販売されている。

セリアック病といい、グルテンを食べると様々な発作を引き起こす、
「本当の」グルテンアレルギーの人もいるが、
主義主張、これらにひっぱられて行っている人が多いというのが本当だろうと思う。

イギリスはビーガン、ベジタリアンのとても多い国

イギリスはもともと、ベジタリアン、ヴィーガンがとても多い国。
個人主義のかたまりのような国だから、主義主張、生き方はさまざま

食べ物への制限はその最たるものだろう。

ベジタリアンより制限のきびしいビーガンとグルテンフリー。

私が今まで会った、食事制限をしている人の中でもかなり、厳しい。
奥さんの苦労が計り知れない。

「お寿司なんか大好きだったのよ」
結婚当初はヴィーガンでもグルテンフリーでもなかったご主人。
結婚後にこんな展開になるとは考えてもいなかったという。

自分と子供が食べたいもの、
ご主人が食べられるもの

色々なものが食卓に上るから、
「今日はイタリアン」とか、そんなそうに決められないらしい。

私のレシピ作成は現在、ビーガン、グルテンフリーのベーキングレシピ。

私自身が若いころ、ビーガンから初めてベジタリアンの生活を、10年続けてきたので、その大変さは分かっているつもりだ。

ビーガンだけでもきびしいが、
「ビーガン+グルテンフリー」のダブルパンチはレシピを作る側からしても、かなりキツイ。

だって、どうしたって自分が納得する美味しさは出ないのだから。

卵や小麦粉は、やはり「おいしさ」を表現する材料である。
小麦粉はふっくらやさっくりなどの口当たり。
卵は、他の材料をまとめ、ふくらませる力。

それを使えないというのは、かなりキツイ。
正直いって、今まで一番難しいかもしれない。

レシピを作るだけでこうなのだから、
毎日自分と家族、そしてご主人用にご飯の用意をするのは、まったくもって同情してしまう大変さである。

しみじみ思う 食べるって大切なこと

彼女は言う
「正直言って、男と女の体の関係より、食べる事の方がずっと重要だよ。」
と。

彼女にそこまで言わせてしまうか。
聞いていて「かなりストレス大変なんだな」と思った。

「食べる事」は毎日のことである。
本来は楽しいはずの「食べる」という行為がストレスになってしまったら。
やってらんないよね。

「そこまで食べないっていうなら、自分で作れ」
と普通なら言いたくなってしまう。
でも、料理をするのはいつも彼女。

このご主人はまだラッキーな方だ。
彼女は料理好きの料理上手。
普段のご飯からベーキングまでいろいろ手作りしている。

いや、もしかしたら、料理好きだから苦労しているのかもしれない。
「ビーガン、グルテンフリーでも、出来るだけおいしいものを食べさせてあげたい」
と思うから。

料理に興味がなければ、
「じゃあ、出来合いで済ませよう」
食費はかさむけど、食べないのは、あなたのチョイスだから、それだけお金稼いできて。

と割り切ることも出来るかもしれない。
実際そういう人は、私の周りにいる。

もし、この奥さんのように悩んでいるのであれば、
ムリしなくていいのでは?
と思う。

いくつかビーガンレシピ用意しておいて、それを回していく、という感じで。

「食べる事は生きる事」
食べる事が楽しくなくなってしまったら、
「生きる事が楽しくない」
ということになってしまう。
ぜひとも気を付けてほしい。

私のレシピ作成は、ベーキングが終わったら、料理の方に入る。
今のこの大変さからすれば、料理の方はたいそうラクチンだろう。

はやく、ベーキングレシピを終わらせたいものである。