イギリスのスイーツが、日本に比べとっても甘いワケ

外国、特に欧米を旅してスイーツを食べると、
「うわっ、甘い。甘すぎる。どうしてこんなに甘いの?」
と思うことがあるのではないだろうか?

外国は大味だから?
日本は繊細な味付けが好きだから?

そんな理由ももちろんあるだろう。

でも、欧米のスイーツが日本のスイーツに比べて甘い理由は他にあった。

私は甘党ではない。

ロンドンに来たばかりの頃は、
「甘い、甘すぎる」
と言っていたものが、だんだん
「甘くておいしい」
になってくる。(笑)

今回は、体が甘いものを欲しがるワケを書いてみようと思う。

なぜヨーロッパのお菓子は甘いのか?

もし、
「チョコレートとポテトチップス、遠足にどちらかひとつ持っていけるとしたらどっち?」

と聞かれたら、私は迷わずポテトチブスをとる方。
たまにお菓子が買いたくなってスーパーに行っても、まずチョコレートのコーナーには行かない。
いつもポテチ。

たまにチョコレートが食べたいなと思う時は、
「ああ、かなり疲れてるな」
と感じる。

しかし、こんな私でも日本にいた時と比べたら、ロンドンにいる今の方が、甘いものを食べるようになったと感じる。

私が体が感じる経験から、「たぶん、こういう理由だろう」と思っていたが、実際どうなのかネットで調べてみた。

そして、やはり私の感じたことは当たっていた。
イギリスのお菓子が甘い理由は、

寒い地域にいると、甘いものが欲しくなる

なのだ。

では、どうして寒い地域にいると甘いものが欲しくなるのか?

いくつか理由があるらしいが、
私が自身の経験から、「これだ」と思ったものがあったので、紹介したい。

参考にしたのは、近畿大学が運営する「Kindai Picks」というサイト。
理由はこうだ

人の体は一定の体温を保つようになっている。
冬は寒く、代謝が上がりやすいため(体温を上げるため)
エネルギーを消耗しやすい。
なので、一定の体温を保つため熱をたくさん作らねばならず、
エネルギーのもととなるとなる糖分が必要になってくる。

これは、甘党でない私自身が、実際に感じていることで、
他の日本人にも起きている。

ダイエット中の人はロンドン、ヨーロッパへ来ない方がいいワケ

アメリカという国は広く、天候もさまざまだろう。
知らないので、あまり詳しく書けないが、
ヨーロッパの国々というのは、概して寒い国が多い。

なんたって緯度は北海道と同じか、それより北に位置する国ばかりである。
寒くて暗い時期が長い
それがヨーロッパ。

日本なんか、9月、10月でも残暑が厳しい頃だろうが、
ロンドンは、9月に入れば、もう秋。
肌寒いと感じる時期だ。
だいたい夏なんか2週間で終わっちゃうし。。

この国の夏は短いので、冷房なんてものは、一般家庭にはない。
あって扇風機くらい。
「暑くてしょうがない」という時は、銀行かスーパーに行って涼む。
これが私がいつもやっている方法。

それくらいヨーロッパの夏は短い。
そして冬が長いのだ。

イギリス人は、老若男女、全て甘いもの好きである。
誕生日にチョコレート。
イースター(復活祭)にチョコレート
クリスマスにチョコレート
ニューイヤーにチョコレート

ホント、全てのイベントにはチョコレートがつきもの。
なので、ダイエット中の人は、ヨーロッパへ旅行、イギリス留学をするのは、よくよく考えたほうがいい。

ちなみに、バレンタインデーにチョコはない。
あれは、日本の菓子メーカーが宣伝のためにやったものだから。
こちらでは、ちゃんと愛情の印として、男性が花束を買っている。

イギリス人は太陽大好き

ヨーロッパ人もうだと思うが、イギリス人は太陽大大好き。

多少肌寒くても、天気が良ければ3月ころから人々は公園にいって日光浴をしている。
夏時間もその頃に始まり、陽も延びはじめているので、
気分的には、ウキウキしてくる時期。

冬でもお天気の日が多い、日本にいると分からないかもしれない。
しかし、イギリス人にとって、太陽の光はとても大切で、大好きなものだ。

5月に一時帰国をして、成田空港を利用する。
ターミナル内の、ガラス窓の近くにあるベンチ。
「シミになるから」
と、直射日光を避けて座らない日本人の代わりに、ずらずら~と座って、お日様に顔を向けて座っているのは外国人である。

そんな光景を見るたびに、
「こいつらヨーロッパ人だな」
と、私はひそかに思う。

ということで、外国は、
「大味だから、料理が不味い」
「スイーツ類はみんな甘すぎる」

と、文句を言う前に、それはそれなりの理由があるから、という事を分かってもらいたい。

因みに、甘いものではなく、料理に触れておくと。

イギリスは料理が不味いという話は昔からある。
これは事実だった。
そう、「だった」
過去形である。

今は健康志向の人が増え、料理を作る側のシェフも、
ジェイミーオリバーをはじめ、セレブリティシェフといわれる人が増えた。
皆「イギリスはマズイ」という汚名を挽回するために頑張っている(と、思う)

実際、料理のレベルは驚くほど上がった

イギリスは、紳士の国である。
「紳士たるもの食事にあれこれいうものではない」という風潮があったと言われている。
そして、私が思うのは、
イギリス人は、料理そのものよりも、
「食事をする、その時間」のほうがもっとも重要と考えているのではないかということ。

その時間、
その時の人との関わり
時間の共有
経験

そんなものを、料理よりも重視する国民なのではと考えている。

イギリスは大人の国である。
日本よりもずっと。
なので、そんな大人の考えもある、ということも分かってもらえたらと思う。

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