ロンドン食の世界で活躍する日本人達 

今や世界各国に日本人は散らばっているだろう。
いや、私もその一人なのだが。

留学生をはじめ、
国際結婚をして日本を出て生活している人もいるだろう。

もちろん、起業しビジネスを始めた人もいる。

異国での起業は大変だろう。。
そんなことが頭に浮かぶ。

今回は、イギリスの食の世界、
シェフとして活躍する、明日香さんに話を伺った。

産まれたばかりの子供を世話しながら
寝る間も惜しんで、コツコツとビジネスを大きくしてきた。

海外で起業するにあたり、
成功するチャンス、聞いてみようか。

Nobuのペイストリーシェフから寿司シェフへ

dav

明日香さんは、Nobuロンドンで働いていたぺイストリーシェフ。
ぺイストリーシェフとは、レストランやホテルで
デザートやお菓子を担当するシェフ。

Nobuがロンドンに出来た時は、私も知っている。
夜、店の前を通ると、すごい人だかり。
当時は有名人やらモデルやらが、よく食べに行っていたみたいで、
パパラッチするカメラマン、一般の人が大勢出待ちしていた。

そんなNobuでのペイストリーシェフの座を辞めてしまったのは何故なのか?

彼女には当時、お付き合いをしていたイギリス人男性がいた。(現旦那さん)
彼との結婚を予期したとき、将来のことを考えたそうだ。

彼と結婚してロンドンから郊外へ引っ込んだら、仕事なんてあるのかな。
子供が出来たら、夜遅くまで働くシェフの仕事なんかできない。

そんなことを考えたそうだ。

そりゃ、ロンドンに住んでいて、
郊外に引っ越すなんて考えたたら、
私だって「仕事どうしよう」って思う。

将来のことを考え、日本人であることを生かして
寿司のビジネスをやりたいと考え始めたそうだ。

思ったら行動する。

Nobuで、寿司の仕事を覚えたい、と
寿司セクションへの配置をお願いしたそう。

しかし、願いは聞き入れてもらえなかった。

上がね。。
と、明日香さん。

えっ? だってNobuの上ってノブでしょ?
あんな若い頃から海外に出てた人がそんな事いうの?

と私は思ったが、

拒否したのは、当時寿司セクションを任されていた
日本人男性だったそうだ。

でも神様は明日香さんを見捨てない。
Nobuを退職して、独立する日本人寿司シェフからお声がかかったそうだ。

一緒にくるなら寿司、教えてあげるよ。

小さな仕事の積み重ねが口コミを呼んだ

結婚し、ロンドン郊外に引っ越した明日香さん。
パーティーなどの寿司のケータリングをスタートさせながら、
ぺイストリーシェフの経験も生かして、日系店へ日本風のケーキの卸も開始する。

アイスクリームやシュークリームの売れ行きはあまり良くなかった。
加えて寿司のオーダーも、週に一度くらい。
日本人社会にも認知されておらず、日本人のお客さんもいない。
苦しい時間を過ごした。

そんな中で迎えたコロナのロックダウン
人が集まってパーティーなんて出来ないし、

私のビジネスは終わったと思った。
と語る明日香さん。

でも、それが逆に追い風となった。
パーティーなどのケータリングで、人前で寿司を握れないかわりに、
寿司のデリバリーを開始した。

作って、デリバリーして置いてくる。

ミニマムのオーダー料金をなくし、小さな仕事でも受けるようになった。
そんなことから、小さなオーダーがぼちぼち入るようになり、
地域の人に認知されるようになっていった。

子供が生まれたばかりだった明日香さん。
夜は子供を寝かしつけるために、早めに子供と一緒にベットへ入る。
子供が寝静まった夜中に起きて、次の日の仕込み。

この時が一番きつかった
と語る。

そして最後の神風が吹くことになる。。

アンディーマリーを顧客にもって

dav

ある日のデリバリー、お届けに伺ったお宅。
受け取りに出てきたのは、あのイギリステニス界のアンディーマリー本人だった。

アンディ・マリーは、彼のインスタの中で、
「ありがとう禅ケータリング」
とコメントし、投稿しくれた。

そのことが大きかったと明日香さん。

それからは、大忙し。
地域のお金持ち層から、オーダーをうけるようになり、
毎週忙しく働いている。

イギリス人の顧客からは「おいしい」、「すばらしい」のコメントがたくさん。

お客さんがフタをあけて、「わぉ!」という喜び、
食べておいしいという喜び。
お客さん一人ひとりを大切にしたい。

こんなことを心がけている明日香さん。

異国で自分のビジネスをやるのは、言葉の壁などがあり、
スムースにいかないこともあるだろう。

しかし、日本人だからこそのチャンスもある。
日本人のおもてなしの心。
気遣い。
清潔さ。

こんなことは、世界のどこへいったって同じレベルの物はないはず。
海外で奮闘し、ビジネスをしようとしている人達、
チャンスはある。
日本人の心を忘れなければ。

日本では当たり前でも、海外では「貴重なもの」になる事は多い。
日本人のレベルで仕事をするということは、海外では大変なアドバンテージになるということだ。
明日香さん、これからの益々の発展を願っています。

明日香さんのホームページ、Zen cateringのサイトはこちら。
インスタはこちらです。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました