
市販のものを使ってる? 手作りしてる?
市販のものは美味しいものもあるけど、どうせなら材料が何が入っているかわかる自作のドレッシングがいいですよね。
今回は、サラダだけでなく、グリルした野菜などにもあうバルサミコ酢から作るバルサミコソースを作ってみましょう。
バルサミコソースは買うとそれなりのお値段。
バルサミコ酢そのものよりも値段が高いですよね。
自分で作れば、半分くらいの値段でできる。
買うより断然安上がりです。
バルサミコソースは、英語ではBalsamic Reduction/バルサミックリダクション、Balsamic Glaze/バルサミックグレーズと呼ばれています。
Reduction、その名のとおり、火にかけ煮詰め、量を減らしたもの。
バルサミコ酢よりも濃度があり、甘さも増しています。
サラダだけでなく、グリルした野菜にかけたり、皿に線を描いて料理を演出することにも使われます。
白い皿にバルサミコソースで線を描き、グリルした野菜なんかを盛り付ければ、もう人に出しても恥ずかしくない、レストランのような一品に仕上がります。
常温で日持ちもするので作って常備しておくと良いかもしれません。
和風のドレッシングばかりになっている人にも目先が変わっていいかもです。
バルサミコ酢は普通のお酢、ビネガーに比べるとちょっと値段がはりますが、それでも酢、ビネガーは安いものです。
私達が普段使っているお酢、穀物酢や米酢とワインビネガー、バルサミコ酢の違いはなんでしょうか。
寿司に使われるお酢や、酢のものなど、和食に使われる穀物酢は小麦、米、コーンなどが原料。米酢は名前のとおり米のみから作られています。
それに比べ、白ワインビネガーや赤ワインビネガーの原料はぶどう。
そしてバルサミコ酢の原料もぶどうです。
違うのはその製造方法。
ワインビネガーはワインを発酵させて作るのに対し、バルサミコ酢は葡萄の濃縮果汁を煮詰めた後、3年~7年、木の樽を種類を変えて成熟させて作るそうです。
どのお酢もクエン酸が含まれる為、疲労物質の乳酸を分解させ疲労回復に効果があるのは同じですが、バルサミコ酢にはポリフェノールも含まれています。
ポリフェノールは御存じ抗酸化物質。アンチエイジングに効果を発揮します。
私は一時、リンゴ酢を毎日大さじ1杯ほど飲んでいました。
リンゴ酢といえども酸っぱい!
身体の為に飲んでいましたが、酸っぱさのため挫折。
そしてお酢のクエン酸は毎日摂らないと意味がないと知りガッカリです。
飲まないまでも、大さじ1杯ほどは体のために摂りたい。
そんなに酸っぱくないバルサミコ酢は、無理なくクエン酸が摂取できそうです。
夏の疲れが出ている時には、是非お酢を毎日の食卓に加えてみてください。
ちなみに私は風邪をひく前には、無性に餃子が食べたくなります。
その時は分からないのですが、食べた2日後くらいには体調が悪くなることがあります。
餃子のつけダレ、お酢を必要としていたのだと後で分かります。
身体は必要な栄養素のサインを送っているんですね。
さあ、バルサミコ酢でソースを作っていきます。
材料も作り方も、これ以上ないくらいシンプル。
では始めます。
バルサミコ酢 1瓶

作り方小鍋にバルサミコ酢を注ぐ。
弱火にかけて煮詰めていく。
まださらさらした状態のバルサミコ酢が、沸騰し煮詰まっていく。
どんどん煮詰まってくるとシロップ状になってくる。
スプーンの背に線がかけるようになったら日からおろす。
保存瓶などに移す。
どうでしたでしょうか?
とてもカンタンですよね?
次回はこのバルサミコ酢を使って一品作ってみたいと思います。